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 神庭裕里 北京滞在記 <第一回>
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北京に着いて約3週間で怪我をし、手術をしま
した。怪我は練習中に起こりました。
跳躍の着地に失敗し、右膝に全体重がかかりバキバキというものすごい音と共に床に倒れこみました。膝に激痛が走り自分でも靭帯が切れたとすぐに実感しました。すぐに病院に運ばれ検査をした結果、右膝前十字靭帯、内側副靭帯、外側半月板断裂で、手術が必要で即入院しました。外国人の手術には家族と大使館の同意書が必要の為、手術まで2日間待ちました。この2日間は痛みと不安で睡眠薬を飲まないと眠れませんでした。

私の主治医の先生は以前日本の病院で約二年間研修した事があり偶然にも日本語が話せる先生だったので少し安心できました。手術は無事終わりそれから2週間後に退院しました。日本で私のような怪我の場合、最低でも1ヶ月は入院しますが、中国では沢山の人が手術待ちしていてベットが足りないという理由で2週間前後で退院させられるそうです。退院してからは週に2回病院へリハビリに通いました。それ以外は毎日自宅で与えられたメニューのリハビリをこなします。

リハビリは想像以上に辛いものでした。何度も涙を流した事も多々ありました。靭帯を切ると言うことは自分とは無縁のように思っていただけに、この怪我の辛さを初めて知りました。肉体的にも精神的にもダメージが大きく、靭帯を切って復活した人達は、もう一度動けるようになりたいという強い気持ちがないとそう簡単に復活することは出来ません。リハビリは自分との戦いなので強い信念をもって地道にがんばらないと元のようには動けません。

今までは指導が中心で怪我についての認識不足もありました。今回自分が初めてこのような大きな怪我をしてみていろいろなことを学びました。スポーツをやっている以上怪我と隣り合わせになっているのは覚悟のうえですが、今後怪我の防止、怪我についての知識を学ぶ事も必要不可欠だと思いました。ともかく、前向きにがんばり、代表隊やジュニアの練習、指導方法について研修に励みました。

沢山の方々から応援していただき、また生徒達からはたくさんのメールや手紙を頂き、何よりの励みになりました。本当にありがとうございました。

   

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