デジタル編集のしくみ
DVCで取り込んだ動画はデジタル信号となり、パソコンとの相性が非常によくなります。これがデジタルビデオ(DVノンリニア)編集です。これまでのビデオ編集は、アナログ信号のコピーなので、画質が劣化し、画像と音声別々に編集しなければならないので、大変手間もかかっていました。
これに比べて、デジタルビデオ編集では、すべてがデジタル信号のやりとりなので、高画質が維持でき、画像と音声を一度に編集し、そのままコピーを作成することも可能です。
デジタル編集の制約事項
デジタルビデオ編集はたいへん便利なシステムですが、いくつかの制限があります。
(1) 映像ファイルは、9分30秒まで
デジタルビデオ編集をする場合、AVIファイルというビデオ動画ファイルを使用しますが、このAVIファイルの容量限界は、2GB=9分30秒です。この最大容量は、ビデオ動画をパソコンに取り入れる時も、パソコンからDVテープへ録画する時も、制限事項となります。この制限時間を越える場合はいくつかのAVIファイルに分割される事になります。この制限事項があるので、製品紹介ビデオは、9分30秒以内におさめるように編集を心がけています。
(2) ハードディスクを3分割にする
デジタルビデオ編集では、ハードディスクを3分割しなければなりません。
一つ目は、取り込む素材の収録スペースです。工場でいえば、部品倉庫です。
二つ目は、編集加工素材の収録スペースです。工場でいえば、組立て工場です。
素材の余分な部分をカットしたり、特殊効果で加工したりする作業を編集ソフトで行った後、そのデータを一時的に保存しておくスペースです。
三つ目は、完成作品の収録スペース。工場でいえば、製品倉庫か展示場です。
編集ソフトで作成した映像ファイル(AVIファイル)を保存するスペースです。この後、DVテープに書き出したり、CDやDVDにコピーをするのですが、これが、工場で言えば出荷ですね。
工場全体に部品を置いてしまうと、製品の加工組み立てが出来ないのと同じように、映像素材の取り込みにハードディスクを全部使ってしまうと、編集することは出来ません。
情報の整理=編集
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(1) 画面に変化をつける
テレビの画面を見ると、ほとんど10秒以内に次の画面に変わることに気がつくでしょう。画面を変えることにより、映像にリズムがつくのです。このリズムがないと「見づらい」ビデオとなってしまします。ビデオを見始めた人はこのリズムがなければ、睡魔に襲われて、2度と目覚める事はありません。
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(2) 各シーンは短くカットする
画面に変化がなければ、迷わずにカット。画面に映っているひとつひとつのモノは情報です。情報に変化がない場合、通常4秒、ながくて8秒までそれ以上はいらない映像と考えカットしましょう。静止画像に近い動画など、無意味なものです。動かない絵なら、写真集にした方が、親切というもの。これを忘れると「つまらない」ビデオになります。 |
(3) アングルやサイズに変化をつける
なるべく短い映像を、アングルやサイズに変化をつけて積み重ねていくことが、見やすい作品をつくるコツですが、短すぎて「何だかわからない」ものになっても意味がありません。テレビコマーシャルでは、15秒や30秒の限られた時間で、見るものに強烈なメッセージを伝えています。いろいろな角度の情報や制約のある画面をフルにつかった構成がなければ、このような一瞬でテーマやセールスポイントを伝えられません。編集ソフトには、様々なエフェクト(効果)を入れるツールが用意されているので、それを駆使するのも良い方法かもしれませんね。 |
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