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 第1回 販促ビデオ制作のコツ
セミナー
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 機械は動きがあってこそ、はじめて、お客様が買ってくれる商品です。我々機械屋にとって、ビデオ動画によるプレゼンテーションは販売する上で必要不可欠なものです。最近では、デジタルビデオカメラ(以下DVCと呼びます)の普及によって、誰でも簡単にビデオ撮影やパソコンによるビデオ編集が出来るようになりました。ところが、簡単に撮影、編集が出来るようになればなる程、「基本」が忘れられ、見る人にとって「見ずらい」「つまらない」そして「(何を見せたいのか制作意図が)わからない」ビデオになってしまう傾向にあります。
 このビデオの三悪「見ずらい」「つまらない」「わからない」をなくし、ビデオプレゼンテーションでお客様が商品を買ってくれるところまでもって行く為、販促ビデオ撮影制作のビデオセミナーを企画しました。少しでも撮影編集の参考になればと思います。また、ご家庭のホームビデオや、1歩進んだ趣味(ゴルフ、スポーツ観戦、美術鑑賞、魚釣の記録、等々)のイメージVTR(カラオケムービーのようなもの)にお役に立ってもらえれば幸いです。
 さて、ビデオ制作の基本は第1段階「撮影する」、第2段階「撮影データを記録する」、第3段階「編集制作する」ですが、第1段階から第3段階まで順番にコツを披露します。
 

 第1段階 「撮影する」
 肝心な事は、「何をお客様にアピールするか」を明確にしておく事です。例えば『この機械のセールスポイントは、何で、製品の流れ方向に沿って1分以上連続撮影の事』というような撮影メモを予め書いておくのです。そうすれば現場で撮影していて、肝心な所を撮り忘れる事はないのです。肝心なところを忘れると、「つまらない」ビデオになってしまいます。また、殆どの人の撮影テープを後でみると、細部の撮影ばかりで、全景シーンが全く映っていません。せっかく機械の細部が映っていても、全景がなければ、「わからない」ビデオになってしまいます。そして撮影のコツ最後は、各部を万遍なく順番に撮影しておく事です。包装機関連でいうなら、袋の流れ方向に沿って撮影する。印刷、製袋、加工関連なら原反(原紙)の流れ方向を順をおって撮影する事です。そしてやたらにズームイン(クローズアップすること)とズームアウト(逆に被写体から遠ざかる事)を繰り返したりしない。三脚を立ててカメラを構えたら、やたらに移動しないです。カメラマン本人は撮影テクニックを駆使しているつもりでも、見る方は「見ずらい」ビデオを見せらつけられる事になるからです。
いきなり完全な撮影といっても無理なので、皆さんの家庭にあるDVCを使って、ホームビデオの撮影で練習したらいかがでしょうか?
 

 第2段階「撮影データを記録する」
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 殆どの人は、第2段階の「撮影データを記録する」という作業を行っていないので、第3段階の編集制作へ行けないのが現状です。皆さんの撮影したワンシーン(例えばある装置の作動がアップで分かりやすく映っているテープ)がビデオ編集で必要になることがあり、「オリジナルテープを貸してください」と申し込むと、「そのテープは新しい撮影で使った」とか「テープを紛失した」とかいう答えが返ってきます。せっかくの撮影チャンスが喪失しているのです。ちなみに私の場合、撮影したオリジナルテープは、連番を取って、番号どおりに整理整頓し、キャビネットに収納しています。そしてオリジナルテープは決してダビング用には使わないようにしています。
 また、皆さんが撮影したビデオテープが、突然、広報宣伝のデスクに、何のメモも付けずに置かれている事がありますが、これには大変困っています。テロリストが犯行声明ビデオをアラブの過激な放送局に送り付けるのではないのですから、必ず撮影者、撮影年月日、撮影場所、被写体機種(装置名)、何の為のビデオでこちらにどうして欲しいのかを明記したメモをビデオテープに付けて下さい。
  皆さんの家庭では、撮影したテープをどうしていますか?ちなみにわが家の場合、年代順にやはり連番を振って、大切に保管しています。良く考えて見ると、我が家には、子供に残せる遺産財産はこれしかない事がわかりました。
 

 第3段階「編集制作する」
 最後にデジタルビデオ編集についてですが、現在、ソニーのVAIOに付属しているソフトを使用して編集しています。簡単に編集上のコツを取扱説明書の中から抜粋してご紹介します。
 


デジタル編集のしくみ
DVCで取り込んだ動画はデジタル信号となり、パソコンとの相性が非常によくなります。これがデジタルビデオ(DVノンリニア)編集です。これまでのビデオ編集は、アナログ信号のコピーなので、画質が劣化し、画像と音声別々に編集しなければならないので、大変手間もかかっていました。
これに比べて、デジタルビデオ編集では、すべてがデジタル信号のやりとりなので、高画質が維持でき、画像と音声を一度に編集し、そのままコピーを作成することも可能です。

デジタル編集の制約事項
デジタルビデオ編集はたいへん便利なシステムですが、いくつかの制限があります。
(1) 映像ファイルは、9分30秒まで
デジタルビデオ編集をする場合、AVIファイルというビデオ動画ファイルを使用しますが、このAVIファイルの容量限界は、2GB=9分30秒です。この最大容量は、ビデオ動画をパソコンに取り入れる時も、パソコンからDVテープへ録画する時も、制限事項となります。この制限時間を越える場合はいくつかのAVIファイルに分割される事になります。この制限事項があるので、製品紹介ビデオは、9分30秒以内におさめるように編集を心がけています。

(2) ハードディスクを3分割にする
デジタルビデオ編集では、ハードディスクを3分割しなければなりません。
一つ目は、取り込む素材の収録スペースです。工場でいえば、部品倉庫です。
二つ目は、編集加工素材の収録スペースです。工場でいえば、組立て工場です。
素材の余分な部分をカットしたり、特殊効果で加工したりする作業を編集ソフトで行った後、そのデータを一時的に保存しておくスペースです。
三つ目は、完成作品の収録スペース。工場でいえば、製品倉庫か展示場です。
編集ソフトで作成した映像ファイル(AVIファイル)を保存するスペースです。この後、DVテープに書き出したり、CDやDVDにコピーをするのですが、これが、工場で言えば出荷ですね。
工場全体に部品を置いてしまうと、製品の加工組み立てが出来ないのと同じように、映像素材の取り込みにハードディスクを全部使ってしまうと、編集することは出来ません。

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情報の整理=編集
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(1) 画面に変化をつける

テレビの画面を見ると、ほとんど10秒以内に次の画面に変わることに気がつくでしょう。画面を変えることにより、映像にリズムがつくのです。このリズムがないと「見づらい」ビデオとなってしまします。ビデオを見始めた人はこのリズムがなければ、睡魔に襲われて、2度と目覚める事はありません。

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(2) 各シーンは短くカットする

画面に変化がなければ、迷わずにカット。画面に映っているひとつひとつのモノは情報です。情報に変化がない場合、通常4秒、ながくて8秒までそれ以上はいらない映像と考えカットしましょう。静止画像に近い動画など、無意味なものです。動かない絵なら、写真集にした方が、親切というもの。これを忘れると「つまらない」ビデオになります。


(3) アングルやサイズに変化をつける

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なるべく短い映像を、アングルやサイズに変化をつけて積み重ねていくことが、見やすい作品をつくるコツですが、短すぎて「何だかわからない」ものになっても意味がありません。テレビコマーシャルでは、15秒や30秒の限られた時間で、見るものに強烈なメッセージを伝えています。いろいろな角度の情報や制約のある画面をフルにつかった構成がなければ、このような一瞬でテーマやセールスポイントを伝えられません。編集ソフトには、様々なエフェクト(効果)を入れるツールが用意されているので、それを駆使するのも良い方法かもしれませんね。



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