| 財団法人 清和国際留学生奨学会 |
| 私の育ったふるさとの紹介 | 拓殖大学経済学科 Yi Yi Lwin(ミャンマー) イーイールイン |
| 以前はビルマ、現在はミャンマーである私の国について色々紹介したい事がある。まずはミャンマーの宗教や文化、国に関する色々な祭りの事である。数え切れないほどある祭りのなか、一年を通してそれぞれの月に行うよく知られている祭りの事を紹介したいと思う。 年の初め一月の四日には、ミャンマーの植民地から脱出した独立記念日として全国で、パレードや公正バザールなどを行う事がある。又、文化祭りとして馬術や乗馬のショウーでもある昔ながらの祭りがある。 二月には収穫祭りと連合国家記念日を行う。収穫祭りの例としては日本の正月のお餅つくりの様である。だが餅つくりと違う点と似ている点がある。似ているのはベースがもち米であって、皆で順番で協力して作る事である。違う点は、餅つくりは最初にもち米が蒸してあるが、ミャンマーの「タマネー」作りは最初からもち米を蒸さず直径約50センチから1メートルまで位の大きさの鉄鍋に油をひいて、もち米、ココナッツスライス、ごま、ピーナッツ、生姜が入って味つけは塩だけを使い水を少々加えて、ねばらせた物である。寒さがある二月に皆で心温かく汗をかきながら寒さを忘れるのも一つの特徴であると言える。国家記念日としては、以前は国会代表者が七つの州と七つの管区を巡りまわって国民の全ての共和制である連合国家である事を表した。だが民主化運動で軍事政権になった後は以前の様ではなくなった。 三月には「タバウン満月祭り」と言うのがあって、それぞれの町の塔で行う祭りである。三月行う祭りだが各町によってその日が異なる。なかでも首都であるヤンゴンにある「シャイダゴン塔で行うタバウン祭り」が一番大きい。 四月には、旧暦によるミャンマーの正月であって、それに関する水かけ祭りが全国同時に行われる。前回レポートに書いたが三日間自由に誰にでも水をかけられ、かけられた人も、それを怒る事もない。又、踊りなども見られる。ミャンマー人誰でもが愛する祭りである。 |
五月には「カソン水かけ祭り」がある。四月の祭りとは違う所がある。カソンと言うのは旧暦の五月に相当する時期を言う。その時「Bayan」と言う名の木に水をかける事である事である。また仏像にも水をかける祭りである。Bayanの木は仏様がその木の下で静座したと言われ植物のなかでも宗教上大切にされる木である。 六月と七月には祭りはなく年間のなかで最も静かな時である。季節としては、モンスーンがあって、インド洋・南アジアの雨季である。一方、学校では新学期でもある。日本の新学期は四月だが、ミャンマーでは六月は新学期である。 八月には、ミャンマーの第二首都であるマンダレーの近所にある「タウンピョン」と言う所で行う祭りが有名である。伝統的な神に関する祭りである。一度行った事があるがすしづめ状態の人ごみに巻き込まれ何が何だかよく分からなかったが興味ある人は毎年訪れるようで八月の話題になる祭りである。 九月には「フウンーダオウーウー塔祭り」が有名である。シャン州にあるインレー湖で行う祭りである。湖の住民であるシャン民族の足で漕ぐボート競争を行うので有名である。 十月と十一月には「Thadingyutーライト祭りや、Tazaungライト祭りがある。祭りの日には仏様が天国にいる母親に仏教の話をして地上に帰って来るのを迎える日として知られている。仏様を迎える為、全国の各町の塔、寺はむろんその地の全てのビルに飾りつけるイルミネーションの光が見られる。子供や若い人々は花火などして楽しむ。又、大人達は紙張りの大きな火袋の中に石油などで使って燃やし風船のように脹らませて空に飛ばす。 年末である十二月には首都ヤンゴンの「kandawgyi湖で行うミャンマー伝統のボート祭り」がある。 ミャンマーには一年間それぞれの祭りがあるので一度興味のある祭りの時期に是非訪れてほしいのが、ミャンマー人としての私の気持ちである。 |
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