行動規範五原則 『法令順守』

ニューロング  

 



 当社ではCSR行動規範五原則を社内報で特集を組み、2006年3月、工場も含めて全員に配布しております。2008年には、このCSRは国際規格ISO26000になるそうです。企業は社会に対して社会的責任の経営理念と企業人としてどう行動しなければならないかという行動規範を示さなければなりません。それで、この行動規範五原則を原案として、今社内では各部署のレベルで朝礼に取り入れたりして話し合いを続けています。社外のステークホルダーの皆様で、お気付きの点ありましたら、ご指摘下さい。


 さて本題です。行動規範5原則の1番目、企業倫理と法令順守の強化・推進を図るという項目です。
2005年から2006年初めにかけて、CSR関連のセミナーに出席しました。そのなかで、麗澤大学の高教授が言われていた事例を紹介します。外国へ行って税関で足止めされて言われたとします。「あんたの荷物、まともに通関待ちしていたら2時間かかるよ。チップもらえたらすぐに通してやる」

 もしあなたがテレビCM、オダギリジョーだったらどうしますか?
(4枚のカード)「待つ」「その場でお金払う」「ダメと言う」「交渉人を呼ぶ」?
正解は4番目「交渉人を呼ぶ」だそうです。外国で専門家を雇う事も専門家がある種のサービスをする事も、国によってはファシリティーペイメントとして認められる場合があるそうです。」

 別な場面で、例えばODAの国際入札。外国のお役所で役人が言ったとします。「あなたの書類には不備がある。このままでは入札に参加できないよ。書類をこっそり修正してあげるから、宜しく頼むよ」さああなたならどうする。4枚のカードは、「ダメ」「ダメ」「絶対無理」です。この行為は皆さんもお分かりになると思いますが、日本国内同様コンプライアンス違反です。ところでもう1枚カードが残っています。正解は「日本の外務省に通報して、そのような外国には海外援助をはずしてもらう」だそうです。

 高教授によれば、これはOKだけど、あれはダメとマニュアル作って進めないといけないとの事です。すべて駄目という事にすると、社員はやる気をなくし、その部署が腐り、それから会社全体が腐ってくるそうです。高先生は日本ではCSR規格の権威で、政府に働きかけて、マニュアル作りをしているそうです。売り手と買い手がOKだからすべてOKだろうと思って、超えてはならない線を越えてしまった。それが今世間を騒がせている問題の大半だろうと思います。
近江商人の商売理念に「三方良し」というのがあります。「売り手良し、買い手良し、世間よし」世間から見ても良くない事では、社会的責任は果たせないということです。これがCSRの本質との事だそうです。


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